日記/2007-12-09 のバックアップの現在との差分(No.1)


ADVC-700を使用したライブストリーミング

CanopusのADVC-700(A/D-D/Aコンバーター)を使用する際、通常の使用法だとエラーが発生し、ライブストリーミング放送が行えない。そのため、ココに、記録しておく

通常

通常は、WMEを起動し、使用するデバイスを選択し、エンコードフォーマット、出力先を設定すれば、何の問題もなく配信される。
しかし、この手順で行った際、「テープが終了~~0xC00D1BAE」とエラーが発生し終了する。

対策1

ウィザードを利用する。
WMEのウィザードを利用し設定した場合は、何故かうまくいく。
ただし、ウィザードで設定した後は、プロパティの変更を行ってはいけない。変更を行った場合、前述のエラーが発生する。

対策2

WSHからWMEを設定し利用する。
「[wmcmd.vbs>http://www.citizeninsomniac.com/WMV/#WMCmd]」というスクリプト上からWMEを利用できるようにするWSHが公開されている。GUIを使用するよりも多くの設定が可能である。しかしながら、ソースの切り替えなどの機能は持っていない。また、サーバーへのプッシュも行えない。
実験では、以下のようなコマンドラインで動作の確認を行った。

cscript WMCmd.vbs -adevice 2 -vdevice 2 -broadcast 8080 -duration 20000 -s_config test -log test.txt -profile avq97vbr -a_codec WMASTD -a_mode 2 -a_setting Q100_48_2 -v_codec WMV9 -v_quality 100
cscript WMCmd.vbs -adevice 2 -vdevice 2 -broadcast 8080 -duration 20000 -s_config test -log test.log -profile avq97vbr -a_codec WMASTD -a_mode 2 -a_setting Q100_48_2 -v_codec WMV9 -v_quality 100
このコマンドを実行すると、カレントディレクトリに、「test.weu」と「test.log」というファイルができる。この*.weuというのはプロファイルである。*.logはログファイルである。
この。*.weuを用いれば、下記のコマンドにより、設定を短縮することが出来る。
cscript WMCmd.vbs -config test.weu
また、前述の通り、スクリプト上からは、Push配信が出来ないので、配信サーバーからデータを取りに行く、Pull配信を利用しなければいけない。